意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決
意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決
知っておきたい葬儀の知識
知っておきたい葬儀の知識
動画でみる葬儀の知識へ動画でみる葬儀の知識
さいたま市の葬儀社セレモニーのHPへご葬儀はくらべて選ぶ時代
お問い合わせ・資料請求はこちら
お電話よる資料請求・お問い合わせ0120-41-1147

2023-01-20

終活セミナーとは?学べる内容や終活セミナーの探し方も紹介します

「終活」が広く浸透するようになってから、終活セミナーに興味を持つ方は以前よりも多くなりました。しかし、セミナーの内容は一つひとつ異なり、「具体的にどんなことを学べるの?」「どのように選べば良いの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、終活セミナーに関する基本的な情報や学べる内容、セミナーを受講するメリットなどについて解説していきますので、参加を迷っている方はぜひ参考にしてください。

終活セミナーとは?

終活セミナーとは、人生の最期に向けて、または逝去後のご葬儀や相続について学べる講演のことです。1つのテーマに特化したもの、終活について網羅的に学べるものなどセミナーの内容は多岐にわたります。また、オンライン型・座学型・体験型などさまざまな形態があるのも特徴です。

開催頻度やセミナー活動は年々活発化しており、その背景には日本の少子化・核家族化・高齢者の長寿化・未婚者の増加が関係しているといわれています。「残していく家族には迷惑をかけたくない」「自分らしい最期を迎えたい」といった考えを持つ方が多くなったのも、終活セミナーが活発化した要因として挙げられます。

また、ご葬儀や埋葬の方法が多様化しているのも要因のひとつです。今までだと叶えられなかった個別のニーズに対応できるようになったため、終活を考えている方や、終活セミナーに足を運ぶ方が増えたというわけです。

終活セミナーの目的

終活セミナーを受ける方の多くが「自分らしい最期を迎えるため」「人生の最期に向けて、自分らしく生きていくため」といった目的を持っています。ほかにも、「ご葬儀について知りたい」「相続について勉強しておきたい」といった目的を持っている方も多いです。

なかには、「実際に棺に入ってみたい」「遺影写真の撮り方や選び方を知りたい」のような目的で参加する方も少なくありません。

終活セミナーで学べる内容

終活セミナーでは、人生の最期に向けて、さまざまな項目について解説していきます。なかでも、主流となっているのは以下の4つです。

・ご葬儀

・お墓

・保険

・相続

また、上記の内容を書き留めておくための「エンディングノート」について講演してくれるケースもあります。ここからは、それぞれのセミナーでどのような内容が学べるのか詳しく見ていきましょう。

ご葬儀

ご葬儀に関するセミナーで学べる内容は、主に以下の3つです。

・ご葬儀の種類

・ご葬儀の費用

・葬儀社の選び方

ご葬儀に関するセミナーは、ご葬儀費用が気になっている方や、事前に葬儀社を決めておきたい方におすすめです。ご葬儀にかかる費用の概算を把握できますし、生前のうちに依頼する葬儀社を選ぶこともできます。

一昔前は、ご葬儀の形式が限られていたため、自身の希望をご家族に伝えておくといった考え方がありませんでした。しかし、近年は形式の多様化が進み、自身の望むご葬儀が執り行えます。どのようなご葬儀の種類があるのか学ぶことによって、自身が望んでいる最期の形が見えてくるでしょう。

お墓

次に、お墓についての終活セミナーで学べる内容をご紹介します。

・永代供養について

・お墓の選び方

・納骨堂の選び方

・墓じまいの仕方

・ご葬儀から納骨までの流れ

お墓に関するセミナーは、お墓や納骨堂の購入を予定している方、お墓の継承者がいない方、お墓を閉じる予定の方におすすめです。ご葬儀から納骨までの流れを学べるほか、納骨後にどのような供養がなされるのかも把握できます。

近年は、少子化・核家族化によって、先祖代々のお墓が無縁仏となることも多いです。無縁仏にならないため、お墓の場所を生活圏内に移す方も少なくありません。

また、お墓に関する問題は現代の社会問題にもなっています。そのため、さまざまな状況に対応できるよう、供養の方法が多様化しているのです。自身のおかれている状況や適切な供養方法を知るためにも、お墓のセミナーは有効です。

保険

保険に関するセミナーでは、主に以下の内容が学べます。

・加入しておくべき保険の種類

・家族信託について

一見終活と関係なさそうな保険のセミナーですが、病気やケガはいつ発生するか分かりません。また、不幸もいつ訪れるか予測できないものです。ご自身が考慮するべきリスクをしっかりと把握し、事前に備えるためにも保険のセミナーは大切です。

相続

最後に、相続に関するセミナーで学べる主な内容を見ていきましょう。

・相続の対象となるもの

・相続税対策

・相続争いにならないためのポイント

・遺言書の書き方

相続に関するセミナーは、ある程度の財産がある方、相続人が複数いる方におすすめです。講演は税理士・司法書士・ファイナンシャルプランナーが務める場合が多く、プロの方々から専門的な意見をもらえます。逝去した後に相続問題でご家族が揉めないようにするためにも、事前に知識をつけておきましょう。

終活セミナーの開始情報の探し方

終活セミナーは、インターネット・新聞広告・地方の情報誌やフリーペーパーなどに掲載されています。インターネットで調べる場合は、「終活セミナー ○○(自身の住んでいる市町村の名前)」で調べると、開催日時が掲載されているサイトで出てきます。

セミナーは、受講が有料のものや、自社サービスの販売を目的としているものも少なくありません。詳細をしっかりと確認し、自分のほしい情報が手に入れられるセミナーを選びましょう。

まとめ

終活セミナーでは、ご葬儀や埋葬、相続、保険に関する情報を得られます。無料・有料など、参加にかかる費用はそれぞれ異なり、またセミナーによってはオンラインで受講することも可能です。人生の最期を満足のいくものにするためにも、まずは気になる終活セミナーがあるかどうか一度探してみてはいかがでしょうか。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


「終活」に関する記事

バケットリストとは|「やりたいこと」の書き方のコツ・参考例を紹介します

バケットリストとは|「やりたいこと」の書き方のコツ・参考例を紹介します

人生を振り返り、「自分のやりたいことは達成できているだろうか」「満足した人生は送れているのだろうか」といった疑問が思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか。一度しかない人生を、後悔なく過ごしたいと感じる方も少なくありません。 そこで役立つのが「バケットリスト」です。バケットリストとは、ご自身の願望や目標が書いてあるノートのことを指します。当記事では、バケットリストの意味や作成意義、メリット、作成方法をご紹介していきます。

生前位牌(逆修牌)とは|作る際のメリットと注意点も解説

生前位牌(逆修牌)とは|作る際のメリットと注意点も解説

位牌は、故人様の魂を宿らせてご供養するために用いられる木札です。人が亡くなると、葬儀社や菩提寺の方で白木の仮位牌が用意され、四十九日法要までにご遺族が本位牌を用意するのが一般的な流れです。しかしながら、中には生前にご自身で位牌を作成したいと考える方もいらっしゃいます。 そこで当記事では、生前位牌とは何か、また生前位牌のメリットや注意点も解説いたします。

喪中のお正月の過ごし方はどう過ごす?年末の過ごし方も分かりやすく解説

喪中のお正月の過ごし方はどう過ごす?年末の過ごし方も分かりやすく解説

故人様の死を偲びながら静かに過ごす一年間を喪中といいますが、喪中では慶事に参列したり、大がかりな旅行をしたりなどの行動を慎むことが、古くからの慣習となっています。本記事では、一年で最もめでたい時期と考えられているお正月に焦点を当て、喪中のご家庭でどのように過ごしていくべきかを解説していきます。

喪中に厄払いに行っても良い?初穂料の相場や、のし袋の方き方も解説

喪中に厄払いに行っても良い?初穂料の相場や、のし袋の方き方も解説

ご家族の方や2親等以内の方が亡くなった場合、命日から一年間は喪に服すのが通例です。日本における喪中期間では、故人様の死を悼み、静かに過ごすことが一般的であるため、日常生活においてある程度の制約が求められます。 そこで当記事では、喪中と厄年が重なった場合の対処法、初穂料の相場などをご紹介いたします。

関連する記事「終活」について

バケットリストとは|「やりたいこと」の書き方のコツ・参考例を紹介します

バケットリストとは|「やりたいこと」の書き方のコツ・参考例を紹介します

生前位牌(逆修牌)とは|作る際のメリットと注意点も解説

生前位牌(逆修牌)とは|作る際のメリットと注意点も解説

喪中のお正月の過ごし方はどう過ごす?年末の過ごし方も分かりやすく解説

喪中のお正月の過ごし方はどう過ごす?年末の過ごし方も分かりやすく解説

喪中に厄払いに行っても良い?初穂料の相場や、のし袋の方き方も解説

喪中に厄払いに行っても良い?初穂料の相場や、のし袋の方き方も解説

送骨とは?流れやかかる費用、供養の方法について解説します

送骨とは?流れやかかる費用、供養の方法について解説します




埼玉・東京・千葉葬儀場のご案内