2021-01-29
ご葬儀は短時間のうちに様々なことを決めなければなりません。しかし、何を決めればいいのか、何が必要なのかが分からずに進めてしまい、費用や内容に後悔されることも少なくありません。「もしもの時」に、ご自身もご家族も後悔なく最後のお別れをするためにも、ご葬儀について事前に備える「事前相談」は非常に大切です。
そこで今回は、ご葬儀の疑問や不安を解消し、後悔なく納得いくお別れを行うために大切なご葬儀の「事前相談」についてご紹介します。
ご葬儀の相談をするタイミングは、大きく以下の3つに分けることができます。
1)ご自身の葬儀の生前予約
2)余命を宣告された時
3)大切な方が亡くなられた後
ご葬儀は大切な方を亡くされた悲しみの中であると同時に考えがまとまらない中で、ご葬儀の日程や内容、葬儀費用の打ち合わせ、諸手続きなど、様々な確認や決断をしなければいけません。そのため、なるべく早く備えておくことでいざという時に慌てないで対応することができます。
ご葬儀の備えを生前にするのは不謹慎だ、縁起でもないと考えられる方もいらっしゃると思いますが、現在では“終活”という言葉の浸透や宗教観・価値観の変化によってご葬儀の多様化が進み、ご家族に合ったご葬儀をされたいという想いから、生前にご葬儀について考えられる方が増えてきています。
「いい葬儀」を運営する株式会社鎌倉新書が行った「お葬式に関する全国調査」によると、かねてより概ね増加傾向にあったが、現在では約3.5人に1人が生前に故人様と共に葬儀社を決めたという結果を示しています。
参照:お葬式に関する全国調査(2013-2020年) /全調査結果の平均費用、葬儀の種類、会葬人数などを比較 ― 平均価格は5年間横ばいで、適正価格が判明。
生前に葬儀社を決定した人は過去最高の3.5人に1人 ―
ご葬儀のことを相談する相手に関しては、ご家族・兄弟姉妹・友人・職場の上司や同僚といった方が思いつくかと思いますが、ご葬儀の費用や会場、ご葬儀の流れなどの不安や疑問をその場で解決してくれるのは、ご葬儀のプロフェッショナルである「葬儀社」です。
ご葬儀の事前相談は、無料でできる葬儀社がほとんどです。「こんなこと聞いてもいいのか?」「こんなことだけでもいいのか?」といった心配はなさらずに、不安や疑問を払しょくするためにも、そしてご自身や大切なご家族のご葬儀を任せられるかを判断するためにもなるべく早く葬儀社に相談するのをおすすめします。
複数の葬儀社から資料請求をすることで、費用やサービス、実績などを比較することができます。信頼でき、安心してご自身や大切なご家族のご葬儀を任せられる葬儀社を落ち着いて選びましょう。
ご葬儀の内容や含まれている項目をきちんと理解し、要不要を落ち着いて選ぶことで、納得がいき、後悔のないご葬儀を執り行うことができます。
ご葬儀のプラン・内容・費用を相談することで、緊急時の精神的・経済的な不安を軽減できるだけでなく、疑問に思っていることを比較的余裕がある中で確認・解消することができます。
複数の葬儀社から見積りをとることができるため、予算に合ったご葬儀を執り行うことができます。
事前にご葬儀に関してある程度決めておくことで、看病や介護といった“今”しかできないことに集中することができます。
ご家族が亡くなられてから葬儀社を選ぶとなると、焦りや忙しさから正確な判断ができずトラブルに遭いやすいものです。「想像していたものよりも高額になってしまった」「考えていたものと違っていた」などのご葬儀後の不満や後悔を未然に防ぐことができます。
生前にご葬儀に関して相談をする事前相談は、葬儀社によって様々な方法で行うことができます。例えば、以下のような方法があります。
・葬儀社のスタッフと対面で相談
・電話での相談
・メールでの相談
・オンラインでの相談
ちょっとした不安や疑問から、日中は仕事で忙しいために夜しか空いていない場合でも、葬儀社が用意している様々な方法で事前相談をすることができますので、ご自身に合った方法で事前相談をしましょう。
ご自身や大切な方のご葬儀の事前準備なんて考えられない・考えたくない、まだ必要ないと思われている方もいらっしゃると思います。しかし、あらかじめ相談しておくことには多くのメリットがあります。ご自身や大切な方、遺されるご家族の今後のためにも、事前相談を利用されてみてはいかがでしょうか。
なお、セレモニーでももしもの時に慌てないために、事前相談・事前見積をおすすめいたします。各セレモニー直営葬儀式場に常設された無料相談サロンにて、葬儀のプロである葬祭ディレクターが事前相談・事前見積を無料で承っております。
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60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。
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