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2024-07-19

終活の相談はどこにすればいいのか?お悩み別に相談窓口を紹介!

終活といえば、人生の最期を迎えるための準備という捉え方をする方が多いかもしれません。しかしながら、終活は周囲のさまざまな環境を整え、今後の生活を安心して過ごせるための大切な活動でもあるのです。

終活は、ご自身でできる行動だけではなく、専門の知識を必要とする内容もあります。そこで今回は、終活について悩まれている方に向けて、適切な相談窓口を詳細にご紹介していきます。

終活について、一人で悩まず「家族」や「プロ」に相談しよう

終活とは、より良い人生の最期を迎えるための大切な準備です。終活では財産管理や所有物の整理整頓、医療や看護に関する希望、ご葬儀とお墓の準備、デジタル終活など行うべきことが多くあります。

いざ終活を行おうと決めたとしても、一体どれから手を付けるべきなのか、何をすれば良いのか、専門的な知識はどこで仰ぐべきなのかと戸惑う方も多いと思います。終活は重要な内容が含まれるので、さまざまな事項を独断で決めるのはトラブルにつながりかねません。

まずはご家族に意見を求め、必要に応じてプロフェッショナル達の力を借りることが、より良い終活の礎となるのです。

よくある終活のお悩みの相談窓口まとめ

終活を始めるにあたっては、まず信頼のできるご家族へ相談するのがおすすめです。そして専門的な点で疑問がある場合は、悩みによって使い分けができる専門機関の窓口があることを念頭に置くと良いでしょう。

ここからは、終活においてさまざまな相談ができる便利な窓口について、詳しく解説していきます。

「そもそも終活のやり方が分からない」ときの終活相談窓口

「そもそも終活のやり方が理解できないため、何から手を付けて良いのか分からない」などといった場合、まずは基本的に無料で利用できる自治体に問い合わせてみましょう。自治体は、終活を積極的に支援してくれる場所が多いのも特徴です。

地域によってサービスはさまざまですが、終活についての相談を受けるだけではなく、エンディングノートの配布や終活セミナーの案内、葬儀社との契約サポート、普段の安否確認などもお願いできることがあります。

なお、民間にも終活専門の相談窓口が設置されています。詳しい情報を持っているアドバイザーやカウンセラーがいますので、終活についてより専門的なことが聞いてみたい場合に活用しましょう。葬儀社においても、終活のやり方が分からない方向けの相談窓口が設置されている場合もあります。

「財産整理のやり方がわからない」ときの終活相談窓口

現在の財産を確認、整理、管理したい場合は、以下の機関に相談してみましょう。

・ファイナンシャルプランナー

資産管理に関する総合的な相談ができます。幅広い知識を持っているので、資産に関するさまざまなアドバイスが受けられるでしょう。相談料の相場は、5,000~10,000円程度です。

・銀行窓口

信託部門の窓口で、相続や財産管理の相談ができます。お金に詳しい方もいるため、管理運用に関する進言がもらえることもあるかもしれません。相談費用は、ほとんどの場合無料です。

・司法書士

遺言書の支援、不動産の名義変更などの手続きがスムーズに進められます。料金は相談内容や所要時間にもよりますが、1件あたり数万円ほどです。

「生前整理のやり方がわからない」ときの終活相談窓口

生前整理は、所有している物品や家具が少ない場合、断捨離などの対処で済むこともあります。ただし、物が多かったり、大きな家具があったりする場合は、プロに委ねるのも一つの方法です。

手が付けられない場合は断捨離アドバイザー、片付けコンサルタント、不用品や生前整理(遺品整理)の業者へ問い合わせてみましょう。

ただし、費用は相談期間や物の多さによっては、数十万円にのぼることもあります。ネットの口コミや予算を加味しながら相談をしてみて、信頼できそうな業者を選ぶと良いでしょう。

「医療・介護の意思表示をしたい」ときの終活相談窓口

医療や介護について総合的な相談を希望する場合は、自治体の福祉課や保健所、地域包括支援センターが良いでしょう。無料で信頼性の高い相談が受けられます。

ただし、持病や障がいを抱えている方などは、専門的な進言が必要となる場合もあるかもしれません。自治体で対応できない場合は、地域の病院や介護施設が適切です。なお、混雑時はすぐに対処してもらえず、相談料がかかる場合もありますので、事前に問い合わせをしてみると良いでしょう。

「ご葬儀の希望をまとめたい」ときの終活相談窓口

生前に葬儀社と相談しておくことも、大切な終活の一つです。落ち着いてご葬儀内容を選べるほか、会社が決まれば、宗教・宗派や予算などを加味し、ご自身の希望に合ったご葬儀プランを組んでくれます。

一部 の葬儀社では、生前に一部の費用 を支払っておくことが可能です。生前に準備しておけば、亡くなった後で遺されたご家族への負担を大幅に軽減できるでしょう。

「お墓の準備を自分でしておきたい」ときの終活相談窓口

事前にお墓を用意することも、重要な終活の一つです。前もってご家族と話し合っておき、菩提寺や霊園に相談することで、いざというときにスムーズに準備できます。

葬儀社では、お墓やご葬儀についての相談窓口が設置されている場合があります。遺されるご家族に迷惑をかけたくないと考えている方は、相談窓口を活用してみても良いでしょう。

「相続で家族が揉めないようにしたい」ときの終活相談窓口

相続に関することはトラブルが起きやすいので、弁護士に相談しておくのもおすすめです。主に、相続税対策や債務、遺産整理の相談に乗ってもらえます。ただし、相談料が数万円程度になる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

まとめ

終活は、遺言状の作成や財産管理のほか、身辺整理やご葬儀の準備など、ご自身の最期に向けて行う準備です。しかしながら、残りの人生を有意義に過ごすための前向きな準備でもあります。

終活をしっかりと行っておくことで、今後の人生設計やご家族の負担軽減などに役立ちます。ただし、終活は専門的な内容も多いため、不安や疑問があれば、さまざまなプロフェッショナル達の力を借りるのがおすすめです。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


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