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2022-01-14

レンタル喪服はマナー違反?急に必要になった場合はどうすればいい?

ご葬儀は急に参列しなければならなくなるものです。急なご葬儀への参列で、喪服の準備が間に合わない場合もあるでしょう。また、以前購入していたが、久しぶりに袖を通すとサイズが合わなくなっていたという人もいます。

それでは、喪服レンタルはマナー違反になるのでしょうか。今回の記事では、レンタル喪服のことから、急に喪服が必要になった場合の対処法まで、詳しく解説します。

喪服はレンタルでもマナー違反ではない?

喪服をレンタルすることに、問題はありません。ただし、レンタルを利用する場合、その場に合った適切な服装をレンタルする必要があります。以下のような喪服はマナー違反になってしまうので注意しましょう。

・自分のサイズに合っていない

・適切な服装ではない

喪服は、ブラックフォーマルやブラックスーツが該当します。女性の場合はブラックのアンサンブルやワンピースでも構いませんが、男女ともに光沢のない生地にしなければいけません。

急に喪服が必要になるときとは?

急に喪服が必要になるのは、以下のような場合です。

・喪主・ご遺族の方がお通夜に参加するとき

・ご葬儀・告別式に参列するとき

それぞれの状況について詳しく見ていきましょう。

喪主・ご遺族の方がお通夜に参加するとき

喪主・ご遺族の方がお通夜に参加するときは、喪服が基本です。ただし、会社の上司など、親族以外のお通夜参列する場合には、略礼服でも問題ありません。

略礼服とは、平服に最も近い喪服を指しており、男女それぞれの具体的な服装は、以下の通りです。

男性の場合・・・結婚式にも葬式にも使えるスーツで、ブラックスーツか濃紺や暗めのグレーなどの暗い色のダークスーツ。

女性の場合・・・露出と色味を抑えたワンピースやパンツスーツ。

ご葬儀・告別式に参列するとき

ご葬儀・告別式に参列する際は、喪服を着用します。ブラックの長袖スーツが正式な喪服となっており、中に着るシャツは白を選びましょう。カジュアルな印象のボタンダウンや、白が基調でもストライプなどの模様が入ったものは避けなければいけません。

急に喪服が必要になった場合の3つ対処法

お通夜に参列する場合、親族以外の場合は略礼服でも構いませんが、ご葬儀・告別式に参列する場合は、喪服を着用するのが一般的です。急に喪服が必要になったが肝心の喪服を持っていなかった場合には、以下の3つ対処法があります。

・喪服レンタルサービスを利用する

・知り合いに借りる

・即日受け取りできるお店で購入する

それぞれの方法について、詳しくご紹介していきます。

喪服レンタルサービスを利用する

喪服レンタルサービスを利用すると、自分に近いサイズの喪服をレンタルできます。レンタルサービスを行っているのは以下の3つです。

・葬儀社

・貸衣裳業者

・インターネットの宅配レンタル

葬儀社 貸衣裳業者 インターネットの宅配レンタル
特徴 ・サイズを伝えると準備してもらえる
・喪服準備の手間が省ける
・現物を見て試着できる
・店員からアドバイスがもらえる
・【注意】喪服の取り扱いをほとんどしていない貸衣装店もある
・自宅にいながらレンタル手続きができる
・貸衣装店や葬儀社で借りるより安い
・【注意】配送の時間を考慮して手続きをする必要がある

知り合いに借りる

家族や友人・知人から喪服を借りれば、喪服を持っていなくてもすぐに準備できます。しかし、借りる喪服が自分のサイズに合うか注意しなくてはいけません。自分に近いサイズの人から借りると、着用時に不格好にならないので安心です。

即日受け取りできるお店で購入する

ご葬儀・告別式まで日数がない場合、即日受け取りできるお店での購入がおすすめです。紳士・婦人スーツの販売を行っているスーツの量販店では、フォーマルスーツも取り扱っています。サイズ直しがなければ即日受け取ることが可能です。

ただし、ウエストの調整など、お直しに日数がかかるようだと即日受け取りは不可なので注意しましょう。

まとめ

お通夜に参列する場合、親族以外は略礼服でも構いませんが、ご葬儀・告別式に参列する際の基本的な服装は喪服です。喪服を持っていない場合には、以下の3つの方法で準備することができます。

・喪服レンタルサービスを利用する

・知り合いに借りる

・即日受け取りできるお店で購入する

費用をできるだけ安く済ませたいなら、知り合いから借りることも可能ですが、自分とサイズの近い人から借りるようにしましょう。スーツ販売店ではフォーマルスーツも販売しているので、大きなお直しがなければすぐに受け取れます。頻繁に着用しないものだからと購入を躊躇するならレンタルの利用もおすすめです。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


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