意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決
意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決
知っておきたい葬儀の知識
知っておきたい葬儀の知識
動画でみる葬儀の知識へ動画でみる葬儀の知識
さいたま市の葬儀社セレモニーのHPへご葬儀はくらべて選ぶ時代
お問い合わせ・資料請求はこちら
お電話よる資料請求・お問い合わせ0120-41-1147

2020-04-03

ご葬儀の際に相応しいメイクとは?メイクのマナーや気をつけるポイント

ご葬儀の際のメイクは「薄化粧で会葬しましょう」と言われていますが、具体的にどのようなメイクが望ましいのかよく分からないという方は多いのではないでしょうか。また、薄化粧ということは、ノーメイクでも問題ないのだろうかと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、ご葬儀の際に相応しいメイクマナーやメイクをする上で気をつけるポイントについてご紹介します。

ご葬儀のメイクは片化粧で

ご葬儀に会葬する際のメイクは、ご遺族も会葬者も片化粧(かたげしょう)をするのがマナーになります。片化粧とは、喪服を着用している際にする化粧のことで、薄化粧で紅(口紅)を引いていないメイクのことをいいます。

日常的にするメイクは、自身を健康的で華やかな印象にしたり、おしゃれに見せたりするなどの目的でする方が多いと思います。しかし、ご葬儀の場では、上品さや慎ましさが求められるので、鮮やかな色使いのメイクやパールやラメの入っている化粧品を使用した華美なメイクはしない方がよいのです。

ノーメイクでもいいの?

華やかなメイクをするのは望ましくないため、ノーメイクでご葬儀に会葬してもよいのではないかと思う方もいらっしゃると思います。しかし、ご葬儀の場でのメイクは、「身だしなみ」という側面もあるので、ノーメイクでご葬儀に会葬するのはマナー違反になります。化粧品を使用するとアレルギー症状が出るなどの事情がある場合を除いては、きちんとメイクをして会葬するようにしましょう。

片化粧のポイント

ご葬儀に会葬する際は片化粧と先述しましたが、メイクの仕方には個人差があります。基本的には、普段するメイクよりも控えめなメイクにすることを意識しますが、具体的にはどのようなメイクにするとよいのでしょうか。

以下で、ベースメイク・眉と目元・頬・口元・手元に分けて、ご葬儀の際に相応しいメイクのポイントについてご紹介します。

ベースメイク

ベースメイクは、光沢がでないようマットな仕上がりにします。化粧下地やBBクリームの上に、パールの入っていないパウダーをつけるとマットな仕上がりになります。クマやシミが気になる方は、ファンデーションやコンシーラーを使って隠しても問題ありません。その際は、厚塗りにならないように気をつけましょう。

眉と目元のメイク

・眉
眉毛は、書き方によって顔の印象が変わる重要なパーツです。細すぎる眉や太すぎる眉はご葬儀の際には不自然に見えます。眉を整えるということを意識して書くことで自然な眉毛になります。

アイブロウは、髪の毛の色に合わせて選ぶのが基本ですが、明るすぎる場合はダークグレイ系やブラウン系の色を選ぶとよいでしょう。

・目元
アイシャドウは、ブラウンやベージュ系の色のものであれば使っても構いません。ラメやパールの入ったものは避け、塗りすぎないように注意しましょう。

目を大きく見せる効果があるアイラインやマスカラは、基本的に必要ありません。使用する際は、まつ毛の隙間を埋めるという程度にとどめるとよいでしょう。また、不意に涙が出た際にアイメイクが落ちてしまうことがあるので、ウォータープルーフのものを使用するとよいでしょう。

目元の印象を変えることができるカラーコンタクトやつけまつげですが、ご葬儀は故人様の死を悼む場であって、おしゃれをする場ではないので控えたほうが無難です。

頬(チーク)

頬に入れるチークは、血色をよく見せる効果がありますが、ご葬儀の際のメイクでは基本的には入れる必要はありません。

ただし、チークをいれないと極端に顔色が悪く見えるのであれば、頬骨の高い位置に薄く塗るとよいでしょう。他のポイントメイクと同様に、ラメやパールが入っていないピンク系やベージュ系のものを選ぶとよいでしょう。

口元

ご葬儀の際のメイクである片化粧では、薄化粧で紅(口紅)を引いていないメイクをすると上述しましたが、口紅をしないと不健康な印象になることもあるので、ブラウン系やベージュ系の口紅を薄く引いてもよいでしょう。

手元

爪は適度な長さに切り、きちんと整えましょう。ネイル(マニキュア)はしないことが望ましいです。ネイルサロンで施術したジェルネイルなど、自分で簡単に落とすことができないネイルやネイルアートなどをしていて、ネイルを落としている時間がない場合には、上からマットなベージュ系のマニキュアをするか、ご葬儀用の黒色の手袋をして隠すようにしましょう。

ただし、ご葬儀用手袋は仏式の焼香の際や食事の席では外すのがマナーになります。大きなデコレーションネイルをしている際には、上から肌色の絆創膏を貼って隠してもよいでしょう。

まとめ

ご葬儀は、故人様と最期のお別れをする大切な場です。ご葬儀の場に相応しい服装やマナーがあるように、メイクにもご葬儀の場に相応しいメイク方法があります。ご葬儀の際のメイクは控え目にするということを意識し、故人様やご遺族に配慮することを忘れないようにしましょう。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


「服装」に関する記事

喪服とは?お葬式に適した服装を男女・子ども別に分かりやすく解説

喪服とは?お葬式に適した服装を男女・子ども別に分かりやすく解説

お通夜やご葬儀では、ご遺族は深い悲しみの中にいらっしゃいます。ご葬儀でのマナー違反などにより、相手の方々に失礼があれば、関係に亀裂をもたらすかもしれません。そのような事態を防ぐためにも、ある程度の心構えと準備は日頃から整えておく必要があるでしょう。そこで今回は、ご葬儀に適した服装を解説いたします。

子どもにも喪服を着せるべき?正しい服装や購入方法、マナーについて解説します

子どもにも喪服を着せるべき?正しい服装や購入方法、マナーについて解説します

ご葬儀とは、故人様のご冥福を祈り、あの世へお送りするための大切な儀式です。したがって、さまざまなマナーが存在します。それは、子どもについても例外ではありません。最期の別れという悲しみの席では、くれぐれもお相手に失礼のないよう、大人の配慮が必要です。

ご葬儀でのハンカチに関するマナー|避けた方が良い色やデザインを解説します

ご葬儀でのハンカチに関するマナー|避けた方が良い色やデザインを解説します

ご葬儀へ向かう際、どのハンカチを持って行こうか、悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。ハンカチはお出かけの際にも必要になるアイテムですが、基本はしまっておくものであるため、どのようなデザインでも問題ないだろうとお考えになる方も少なくないでしょう。

【ご遺族向け】法要の服装は喪服?ご家族のみで行う場合の服装も解説します

【ご遺族向け】法要の服装は喪服?ご家族のみで行う場合の服装も解説します

ご遺族がご葬儀に参列する際は、喪服を着用するのが一般的です。しかし、仏教ではご葬儀の後も一周忌、三回忌など年忌法要が続きます。そのため、「毎回喪服を着用するのは面倒だ…」「どのような服装をすればいいの?」などと悩む方も多いのではないでしょうか。今回は、一周忌・三回忌・七回忌に分けて、喪主やご遺族が気をつけるべき服装マナーについて解説していきます。また、ご家族のみで法要を執り行う場合の服装や、案内状の書き方についても紹介していますので、併せて参考にしていただけると幸いです。

関連する記事「服装」について

喪服とは?お葬式に適した服装を男女・子ども別に分かりやすく解説

喪服とは?お葬式に適した服装を男女・子ども別に分かりやすく解説

子どもにも喪服を着せるべき?正しい服装や購入方法、マナーについて解説します

子どもにも喪服を着せるべき?正しい服装や購入方法、マナーについて解説します

ご葬儀でのハンカチに関するマナー|避けた方が良い色やデザインを解説します

ご葬儀でのハンカチに関するマナー|避けた方が良い色やデザインを解説します

【ご遺族向け】法要の服装は喪服?ご家族のみで行う場合の服装も解説します

【ご遺族向け】法要の服装は喪服?ご家族のみで行う場合の服装も解説します

直葬とは|かかる費用や注意すべきマナー、メリット・デメリットを解説します

直葬とは|かかる費用や注意すべきマナー、メリット・デメリットを解説します




埼玉・東京・千葉葬儀場のご案内