2019-07-08
お通夜に駆け付け故人様をお偲びしたい思った時、到着したお通夜会場でまずするべきことは、弔問客として受付をすることです。
ここでは受付の前に立った時に慌てることのないよう、受付の手順やそのマナーについて詳しくみていきましょう。
通夜会場に到着したらまずは受付で芳名帳(芳名カード)に住所と氏名を記入します。この芳名帳は誰が通夜に参加をしたかをご遺族が後で確認する為のものです。記帳は、必ず済ませましょう。
葬儀後にご遺族が挨拶回りをする際や、香典返しを発送する際にも必要になりますから住所や氏名は正確に記入をしてください。
また記帳に際してお悔やみの言葉を述べて挨拶をします。
「このたびはご愁傷さまでございます。」
「心からご冥福をお祈りいたします。」
「心よりお悔み申しあげます。」
「心から哀悼の意を表します。」 などの挨拶をすると良いでしょう。
とっさのことで「このたびは…」と絶句してしまい、うまく言葉が出ないことがあったとしても大丈夫です。
ですがプライバシーに踏み込むようなことや死因を聞いたりすること、不吉なことを連想させる忌み言葉などはマナー違反ですから気を付けましょう。
また地域によって違うこともありますが、たとえ故人様が高齢で亡くなった場合でも「大往生だ」などとは控えたほうが良いでしょう。
記帳と挨拶を済ませたら、受付の方に香典を渡します。
香典は袱紗から取り出して、表書きの名前が相手に読めるように向きを変えて、袱紗の上に乗せて差し出しましょう。
もし通夜で香典を出し、その後の葬儀・告別式で受付をする場合は香典を通夜で渡したことを伝えて、記帳だけを済ませましょう。
受付が済んだら、お通夜の開始まで静かに待機してください。
例えば出張中の上司や家族の代理として葬儀に参列する場合、記帳の際は【誰が香典のお金をだしているのか】で書くべき名前が違ってくるのです。
例えば代理の参列者である自分は香典のお金は出さずに、代理する人から預かっているのなら代理する人のお名前を記帳します。
自分も香典を出して、なおかつ代理している人の香典も預かって持参している場合は、芳名帳には両方の名前と住所をそれぞれ書くようにしましょう。
また芳名帳に記帳する際、代理する方の名前だけを書いても良いのですが、名前の後に『代』と書くとその方の代理で参列したことがご遺族の方にも伝わります。
また妻が夫の代理として参列した時は『内』と書きます。いずれの場合でも、下に小さく自分の名前を書いておきましょう。
葬儀の開始までは、席に着き静かに待ちましょう。席に座る際は、座る場所にも気を配ります。前方の席は遺族席、来賓席になりますから、座るのは控えます。ご遺族には声を掛けず、黙礼での挨拶で構いません。会場で知り合いなどに合うこともあるでしょうが、近況や仕事の話などは控えて私語は慎むようにします。
そして、うっかりしがちなのが携帯電話のマナーです。大切な式の途中でうっかり着信音が鳴ることがないように、あらかじめ電源を切るかマナーモードになっているか確認しましょう。
参列者は最低限のマナーを守り、大切な方を亡くされたご遺族の気持ちに寄り添った態度で故人様をお見送りしたいものですね。
60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。