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2024-08-16

お焚き上げはどうすればいいの?お焚き上げの意味や場所について

大切な方の遺品をご供養するために行う儀式を「お焚き上げ(おたきあげ)」と言います。お焚き上げは、宗教的にも認められている立派な供養方法であり、日本全国で行われていますが、お焚き上げについて詳しく分からないことも多いでしょう。

そこで今回は、お焚き上げの意味やお焚き上げが必要なもの、できないものについてご紹介します。

お焚き上げとは?

お焚き上げは、故人様が生前に大切にされていた遺品や粗末に扱うことができない品物などを神社や寺院でご供養していただいた後、焼いて天へ還す宗教儀式です。

お焚き上げに関しては神道と仏教で解釈が異なり、神道が「火の神様の力を借りて思い出の品を焚き上げて『天に還す』儀式」を指すのに対し、仏教では「思い出の品を焚き上げて『故人様に返す』儀式」を示しています。

教義によって若干の違いはありますが、「魂が宿っているものを宗教儀式に則ってご供養し、炎と共に処分する」という点では、どちらの宗教も同じです。

お焚き上げの意味や効果

お焚き上げは、大切な物を手放す際、これまでの感謝を込めてご供養するための大切な儀式です。ゆえに、さまざまな効用を得ることができます。以下で、お焚き上げによる効果についてまとめましたので、ご参照ください。

故人様への届け物ができる

故人様に対してこの世の品物を届けたい場合や、納棺の際に入れ忘れてしまった品物がある場合、お焚き上げをすることによって、その品物が故人様へ届けられるとされています。

神仏のご神体に元の場所に還っていただける

お札やお守りは、効果のある期間を過ぎた時、寺社でお焚き上げを行い新しいお札やお守りをいただくのがマナーです。

これは、お焚き上げを行うことで、寺社で授かったお札やお守りに入っている神仏のご神体が「元の場所」に戻っていただけるとされているからに他なりません。

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悪い縁を切れる

ご自身に悪いことが起きた時には、その悪いことと関連している品物をお焚き上げすることで縁が切れます。日本の風習では、悪縁を切ることで徐々に良縁が増えていくと伝えられているのです。

動物の供養ができる

動物の毛皮を使用した衣類や小物をお焚き上げすることで、その動物たちの苦しみや痛みを慰めてご供養することができるとされています。

取り憑いたものをお祓いできる

撮影した写真に霊が映り込んだり、人形やぬいぐるみなどからなんとなく不穏な空気を感じたりといったように、ご自身によくないものが取り憑いたと感じた時、その原因と考えられる品物をお焚き上げでご供養できます。

感謝の気持ちを伝えることができる

周囲の方々がご自身のために祈願してくれた「合格祈願のお札」や「入院中にいただいた千羽鶴」などの品物は、お焚き上げを行うことで感謝の気持ちを伝えられます。

お焚き上げが必要なもの・できないもの

お焚き上げでは、「お焚き上げが必要なもの」と「お焚き上げができないもの」があります。故人様の思い出の品であればなんでもお焚き上げができるわけではありません。

お焚き上げが必要なもの

・お守り、お札

お守りやお札には神仏が宿っており、所有期間は持ち主をお守りくださっています。願いが叶った、所要期間が過ぎたなどの理由から手放す時、お焚き上げによって、お守りやお札に宿っていた神仏は元の場所へ戻れるのです。

・写真、遺影、千羽鶴など

故人様の思い出が込められたものは、お焚き上げでご供養できます。また、嫌な感じのする写真は、お焚き上げによって悪縁を切ることができると信じられています。

・お守りやお札以外で神仏に関わるもの

仏壇・神棚・位牌・だるま・破魔矢・仏像・掛け軸など、魂が宿っているもの、故人様の念や個々の願いが込められて、役目を終えたものもお焚き上げの対象となります。寺院から授かったものは寺院へ、神社から授かったものは神社へ持ち込み、お焚き上げをお願いしましょう。

お焚き上げができないもの

・危険物

引火すると爆発の危険を伴う缶やバッテリーは、事故にも繋がるためお焚き上げはできません。

・不燃物

金属、陶器、ガラス、精密機器は、不燃のためお焚き上げをお願いできません。また、燃やすとダイオキシンなどの有害物質が出るプラスチックやビニールを燃やせば、ご近所にまで迷惑が及ぶため受け付けられません。

お焚き上げができない物については、半紙に品物を乗せて少量の塩をかければお清めになります。お清めした後は、お礼の気持ちを込めてそのまま半紙に包み、各自治体の指示に従ってゴミとして処分しましょう。

お焚き上げを行う時期とは?

お焚き上げを行う期間に、厳密な決まりはありません。ただし、寺社によってはお正月期間、また一定の時期に人形供養などでお焚き上げを行っている場所もあるので、ホームページなどをチェックして調べてみると良いでしょう。

引っ越しや遺品整理、仏具や神具の処分、祈願達成の個人的な節目など、お好きな時期にお焚き上げをして構いません。お札やお守りではないもののお焚き上げをお願いする場合は、お焚き上げ自体が可能かどうか、費用はどのくらいかなどの詳細を、先に寺社と相談することが重要です。

お焚き上げをしてくれる場所

お焚き上げを行いたいと思っても、どこに依頼すればよいのか分からない方も多いと思います。

お焚き上げを行ってくれる場所には大きく分けて2か所あり、「神社や寺院などの宗教施設」と「遺品整理やお焚き上げを専門としている業者」に分けることができます。

神社やお寺などの宗教施設

神社や寺院にお焚き上げをお願いすることで、ご利益にあずかることができるだけでなく、費用を抑えることができます。ただし、お焚き上げをしていただく品物によっては受け入れてもらえないものや受付している時期が限られていることがあります。

遺品整理やお焚き上げを専門に扱う業者

遺品整理やお焚き上げを専門としている業者にお焚き上げを依頼する場合、神社や寺院などで断られてしまった品物でも受け付けているほか、比較的長い期間でも対応してくれるでしょう。ただし、神社や寺院と比べれば、料金が割高になることがあります。

お焚き上げにかかる費用

神社、寺院などの宗教施設では、多くの場合で費用をかけずにお焚き上げをお願いすることが可能です。神社や寺院から授かったお札、お守りは同じ寺社へお戻しするようにします。

一番良いタイミングは、1月の初旬~中旬頃に催される「どんど焼き」です。時期は地域により異なりますが、正月飾りやしめ縄、お役目を終えたお札やお守りを持ち込めば、その多くは無料で受け付けていただけるでしょう。境内に古神札納所(こしんさつおさめじょ)または古札納所(こさつおさめしょ)が設置されていれば、そこに感謝を込めてお守りやお札を納めます。

複数の依頼で併せてお焚き上げを行う合同供養に参列する場合は3,000~10,000円、個別で家具や人形などをお願いする場合は20,000~70,000円が相場のようです。

ただし、金額は寺社や業者にもよりますし、物の大きさや内容、魂抜きが必要か否かでも変わりますので、事前にお問い合わせしてみると良いでしょう。

まとめ

お焚き上げは、「捨てにくい品物を処分するための廃棄方法」ではなく、「教義に従って行われる宗教儀式」になります。そのため、故人様を偲び、感謝の気持ちを込めて行うことが大切です。


記事の制作・編集
セレモニーコラム編集部

60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。


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