2022-01-21
ご葬儀に参列するあたって、基本的なマナーや服装について理解している人は多いですが、髪型のマナーまでしっかり理解しているという人は、あまり多くありません。
服装がしっかりしていてもマナー違反の髪型で参列していては、ご遺族にも他の参列者にも、故人様に対しても失礼にあたってしまいます。
そこで今回の記事では、ご葬儀に参列するうえで最低限のマナーを守れるよう、ご葬儀の際はどのような髪型がベストなのか、逆にマナー違反の髪型とはどういうものなのかについて解説していきます。
ご葬儀は故人様のご冥福をお祈りする場です。そのため、身だしなみを整えて参列したいと考えるのは当然ではないのでしょうか。
身だしなみを整えることを、キレイに着飾ることだと捉えてしまっている人も少なくありません。しかし、髪を何もしないまま参列するのは、失礼にあたってしまいます。
ご葬儀に参列する際に、最低限のマナーを守れるよう、ここからはご葬儀における髪型の身だしなみについて解説します。髪型の基準は衣装が着物であっても、ワンピース型の礼服であっても変わりありませんので、参考にしてみてください。
ご葬儀では、髪型に華やかさや煌びやかさは必要ありません。派手な髪型や可愛いセットはご葬儀の場にはふさわしくないため、落ち着いた清潔感のある髪型の方が良いでしょう。ご葬儀では、地味に感じる程度がちょうどいい髪型といえます。
ヘアアクセサリーに関しても同様で、派手なものは避け、できれば黒色で統一するのが望ましいです。
ご葬儀では何度もお辞儀をするタイミングがあるので、髪が落ちてこないようにしっかりとまとめておきましょう。お辞儀のたびに手で髪の毛を直す仕草は、マナーがいいとはいえません。前髪も同様で、何度も直すことがないようにヘアピンで留めるか、ワックスで固めておくのがおすすめです。
髪色は地毛の色で参列するのが良いとされていますが、近年では多くの人がヘアカラーをしているため、金髪のような明るい髪色でなければマナー違反にはならないと考えることが多いです。
ダークブラウン程度の髪色であれば問題はありませんが、もし金髪やその他の明るい髪色であった場合は、ヘアスプレーなどで一時的に染めておきましょう。
ご葬儀に参列するうえで、NGとされている女性の髪型は以下のとおりです。
「耳より上は慶事、下は弔事」という言葉があるように、高い位置で結ぶポニーテールは弔事の場にふさわしくない髪型とされています。同様の理由から高い位置でのお団子ヘアもあまり望ましい髪型とはいえません。
低い位置でまとめたとしても、二つ結びにするのは幼稚な印象となり、ご葬儀の場にふさわしい髪型とはいえません。
清潔感のあるハーフアップは、一見大丈夫そうに思えますが、ハーフアップもご葬儀の場ではふさわしい髪型とはいえません。ボブやミディアムヘアの方であれば、束ねた毛先がハネてしまうため華やかな印象になってしまいますし、ロングの方はお辞儀した際に髪が垂れてしまうので、あまり良いとはいえません。
ご葬儀の場では三つ編みもおしゃれな髪型とみなされてしまうため、あまりしない方がいい髪型のひとつです。
それでは、どのような髪型であればご葬儀にふさわしいといえるのでしょうか。
基本的には低い位置で一本にまとめるか、お団子にするのが最適な髪型とされています。肩や顔にかからないよう意識しながらまとめるのが良いでしょう。
ショートヘアは髪の毛を耳にかけ、お辞儀をした際に髪が落ちる長さであれば、ピンなどで止めましょう。
男性は髪が短い人が多いため、髪型を意識しないかもしれません。しかし男性にも避けた方がいい髪型はあります。
無造作な髪型はだらしないイメージとなってしまうため、軽くでもヘアセットをしておくと良いでしょう。
髪に光沢が出るほど整髪料を使用するのもマナー違反となります。あくまでも、ハネやクセを抑えるためにのみ使用しましょう。
近年はミディアムヘアやロングヘアの男性も増えてきています。自分の髪がもし結べるような長さであれば、女性のようにしっかりと束ねたり、前髪が長いようならピンで留めたり、ワックスでまとめたりすると良いでしょう。
お子さんであっても、ご葬儀に参列する場合は最低限のマナーは必要です。基本的には大人と同様に、シンプルな髪型が良いとされています。ヘアピンやヘアゴムを使用する際はなるべく黒色のものを使用し、キャラクターデザインのものや、明るい色のものは避けた方がいいでしょう。
男の子であればそのままで問題ありませんが、前髪や襟足が長すぎる場合は切り揃えて参列する方が良いです。
今回の記事では、ご葬儀における身だしなみを間違って解釈していたり、突然の訃報で髪型にまで気を遣っている余裕がなかったりする方も多くいるかと思います。最低限故人様やご遺族、参列者に失礼がないよう、本記事を参考にして髪型に気をつけてみてください。
60年の歴史と実績のあるセレモニーのご葬儀専門ディレクターが監修。喪主様、ご葬家様目線、ご会葬者様目線から分かりやすくのご葬儀のマナー知識をお伝えします。